【オンライン広告】GoogleとYahoo!、どっちがいいの?

結論:どっちもいい!

グッジョブをするひと

写真素材:フリー写真素材ぱくたそ

 

こんにちは!オンライン広告担当の松島です。

 

梅雨に入り、雨続きで憂鬱ですね。

梅雨があけたら待ち望んだ夏。冬より夏派、でも秋が一番好きです。

 

さて、お客様とオンライン広告のお話をしていると、

Google検索広告とYahoo!検索広告、どっちにしようか迷うな~というお声を聞くことが多いです。

 

そこで、今回は「GoogleとYahoo!JAPAN、どっちがいいの?」という究極の選択に踏み込んでいきたいと思います。

 

【目次】

  • 1. Google、Yahoo!JAPANとは

  • 2. 利用者数から比較

  • 3. 利用者層から比較

  • 4. 広告媒体としての比較

  • 5. 結論

 

1. Google、Yahoo!JAPANとは

Google,Yahoo!JAPANとは、皆さんご存知の2大検索エンジンです。

 

パッと見た違いはこんな感じでしょうか。

  • Googleは検索機能だけのシンプルエンジン
  • Yahoo!はポータルサイトも兼ねた、盛りだくさんエンジン

 

Yahoo!JAPANは検索以外のサービスも充実していますね。

でも実は、Googleにだってショッピング機能も、お天気機能もあったりします。

 

色のイメージだと、

  • Googleは
  • Yahoo!JAPANは

 

ロゴのイメージですかね。

 

企業理念(ミッション)は、

  • Google
    • 「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。」
  • Yahoo!JAPAN
    • 「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」

 

意外とGoogleは口語調ですね。

 

GoogleとYahoo!JAPANは同じ検索エンジンというサービスではありますが、キャラクター性が異なります。

 

ここまでは雰囲気で比較しましたが、

ここからは、「数」で比較していきます。

 

2. 利用者数から比較

まずは利用者数から比較します。

日本国内での、検索エンジンの利用者数のグラフがこちらです。(2021年6月時点)

検索エンジン利用率のグラフ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

 

赤線がGoogle、黄線がYahoo!JAPANです。
利用者数でみると、Googleが多いですね。

 

3. 利用者層から比較

次に、利用者層から比較します。

 

■性別

性別での差はほぼありません。

 

■年代

  • Google:20代~30代
  • Yahoo!JAPAN:50代以上

 

若年層はGoogle、高年層はYahoo!JAPAN

という傾向にあります。

 

なぜでしょう。気になったので、検索エンジンの歴史から考えてみました。

(大筋とは関係ないので、時間のない方は読み飛ばしてください。)

 

【検索エンジンの歴史】
1995年、日本でパソコンが普及した当時は、Yahoo!JAPANが国内で覇権をとっていました。
私が小学生の頃、パソコン授業では「Yahoo!きっず」を使用するよう指導された記憶もあります。パソコンの検索といえばYahoo!JAPANというイメージが根強くついた時代です。
2000年近くにもなると、Googleが台頭してきました。
それでもまだまだ、GoogleとYahoo!JAPANの利用率は半々でした。むしろYahoo!JAPANの方が多いかも。
2007年に、iPhoneが発売されました。爆発的人気で、すぐに普及しました。
iPhoneのデフォルトのブラウザは「Safari」です。更に、「Safari」のデフォルトの検索エンジンは「Google」です。
また、Androidのデフォルトのブラウザは主に「Chrome」であり、「Chrome」はGoogleのブラウザになるので、もちろん検索エンジンは「Google」です。
ここからGoogleの覇権が始まってきたのではないか。と私は考えています。
なので、1995年のパソコン普及時代によくインターネットに触れていた世代(50代以上)は「Yahoo!JAPAN」
2007年以降、スマホでのインターネットの使用が当たり前になった世代(20代~30代)は「Google」
という、年代別の差が出たのです。(予想)

 

脱線しましたが、次に「オンライン広告運用者」として、「広告媒体としての比較」をしていきたいと思います。

 

4. 広告媒体としての比較

ここからは、広告媒体としてのGoogle、Yahoo!JAPANを比較していきます。

 

■まずは機能面から。

広告において重要な機能は「ターゲティング機能」ですね。

表にまとめてみました。

 

【主なターゲティング機能】

性別 年齢 地域 時間帯 デバイス
Google検索広告
Yahoo!検索広告 × ×

 

Yahoo!検索広告では性別と年齢の指定ができません。

20代の女性にだけ出したい!という広告には不向きではあります。

しかし、検索キーワードと広告文を20代女性向けに設計すれば、20代女性だけにクリックしてもらうよう誘導することができます。

つまり、やり方次第でどうとでもなる、ということです。

 

■次に、成果面から。

実際に、購入やお問い合わせなどの「コンバージョン(成果)」につながるのかどうかの面を比較します。

 

  • Google検索広告:とれるときもあるし、とれないときもある
  • Yahoo!検索広告:とれるときもあるし、とれないときもある

 

正直、ここに差はありません。

 

ただ、クリック単価はYahoo!検索広告の方が安くなる気がします。

Google検索広告は競合が多いので、クリック単価はYahoo!検索広告と比べると高いです。(それだけ人気ということですかね。)

 

■最後に、操作面から。

ここからは完全に私の主観になります。実際に運用していて、どちらの方が操作しやすいかを比べてみます。

 

  • Google検索広告:とっても操作しやすい。専用アプリもある。
  • Yahoo!検索広告:惜しい部分がある。

 

誤解がないようにいうと、Yahoo!検索広告も十分操作しやすいです。

Google検索広告の操作性が良すぎるせいで、「惜しい~」と感じてしまうことがあります。

運用者の方なら共感いただけると思います。

 

5. 結論

これまでの比較をまとめます。

 

パッと見

  • Google:検索機能だけのシンプルエンジン
  • Yahoo!:ポータルサイトも兼ねた、盛りだくさんエンジン

 

利用者数の割合

  • Google:75.51%
  • Yahoo!:20.97%

 

■性別

性別での差はほぼありません。

 

■年代

  • Google:20代~30代
  • Yahoo!JAPAN:50代以上

 

■ターゲティング

  • Google検索広告:[] 性別、年齢、地域、時間帯、デバイス
  • Yahoo!検索広告:[] 地域、時間帯、デバイス [不可] 性別、年齢

 

■成果

  • Google検索広告:とれるときもあるし、とれないときもある
  • Yahoo!検索広告:とれるときもあるし、とれないときもある

 

■クリック単価

  • Google検索広告:Yahoo!検索広告に比べると高め
  • Yahoo!検索広告:安め

 

■操作性

  • Google検索広告:とっても操作しやすい。専用アプリもある。
  • Yahoo!検索広告:Google検索広告と比べると、惜しい部分がある。

 

それぞれいいところがあって、迷いどころですね。

それでは、「GoogleとYahoo!、どっちがいいの。」その結論を出したいと思います。

 

結論:どっち「も」いい!

 

どっち「でも」いい ではなく、

どっち「も」いい です。

 

どちらも特徴あって、ユーザー層が違います。

どちらでも成果の取れ方は同じなのであれば、自分の商材に合う方がイイです。

 

私がおすすめしているのが「両方使う」です。

ここで利用者数の割合をもう一度みてみましょう。

 

■利用者数の割合

  • Google:75.51%
  • Yahoo!:20.97%

 

この数字は「Googleの方が多いからGoogleがいい」という意味を持った数字ではなく

Googleだけだと20.97%の人には届かない」という意味の数字です。

 

「20%」は大きい数字です。Yahoo!に出さないということは、20.97%の機会損失が出ていると言っても過言ではありません。(過言かもしれません。)

なので、「両方使う」が一番いいのです!

 

ここまで、「GoogleとYahoo!JAPAN、どっちがいいの?」という究極の選択に対して、数値や機能等で比較してきました。

結論は、「どっち「も」いい!」となりました。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

今、まさに媒体の選定で迷っている方がいましたら、弊社ではオンライン広告のご提案から運用代行をおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください!

 

お問合せは、下記URLからどうぞ!

https://www.seekcloud.co.jp/contact

 

 

関連記事


TOP
TOP